銭潤華宅
研究著述
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銭潤華宅

銭潤華宅は民国年間に建造された、翠亨村に現存する代表的な華僑建築の一つです。

銭潤華宅は三部屋二階建て、毎階中間には大広間があり、その両側には各二部屋あり、合理的に分布しており、面積利用率は高いです。建築物正面の窓には三角形の窓枠が装飾されており、その窓枠内の彫刻には精巧で美しい灰塑(かいそ。泥で形成され煉瓦を彫って造られる広東省広州市独特の建築芸術)で草花の図が彫られており、簡素な窓を異国情緒溢れる芸術品へと変化させます。二階の柱はイスラム式の葉式アーチ、大胆で豊かな色彩を利用して中東の風情を思わせます。大広間の天井と二階ベランダ天井には皆西洋式の格調を思わせる円形図の装飾画が描かれていますが、屋根はコンクリートで鋳造された平面の屋上が形成された伝統的な入母屋造りで、四方はフェンスに囲まれており、屋上を活動場所や穀物干しの場所として利用できます。家主の銭潤華はホノルル華僑で、四大都会館の主席を六年、中華総会館主席・中華総商会取締役・蟠桃会初代会長・互助学校理事長・致公総堂主席等の役職を歴任、現地の華僑より「聡明で祖国の歴史に精通し、近年は中国語の演説が非常に流暢だったことから、多くの人々が彼を慕っている。仕事は勇敢有為で、計画を得意とする」と称賛されました。

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