華僑の故郷

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華僑の故郷


これがいわゆる華僑からの仕送りによって生計を立てている農民家族です。翠亨村は小さな華僑の故郷であり、孫文は故郷の思い出話をしていた時に、「文郷は香山の東にあって、山を背にして海に臨み、土には砂石が多く、土の質が劣っていて、農耕に向いていないので、故郷の人の多くは故郷を離れ、あちこちで商売をし、貿易をするようになり大いに豊かになった」 と話したことがあります。民国初年、翠亨村出身者は「ホノルルで農業、工業、商業に携わる者が百あまりいる」、言い換えれば、そのとき海外で生計を立てている村の人々の数は翠亨村の住民の数をほぼ超えていたということです。華僑の故郷としての経済は華僑からの仕送りに大きに依存しており、「ここの人々は、十のうち、八、九がみな華僑からの仕送りに頼っている」。華僑が持ち帰ってきたのは大量の金銭や各種の舶来品だけでなく、外国の観念や文化もありました。



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