清
紙本全体は縦33.4cm、横18.6cm、厚さ4.5cmで、ページ中央のサイズが不統一です。
稿本、1冊68ページ。黄培芳の異なる時期の文稿が20篇収録され、一部の文稿に収蔵印が『小容安堂藏』と押されました。表紙メモは『先賢黄培芳先生文稿、小容安堂旧藏。丙戌冬、欧初が覚書きを書す』。捺印は『欧』、『初』印。この紙本は元々李仙根が収蔵しましたが、2007年に李仙根長女の夫の王業晋が当館に寄贈しました。
黄培芳(1778—1859)、字は子実、別の字は香石、自分でつけた号は粤岳山人、本籍は広東香山(現在の中山市)で、嘉慶九年(1804)副貢生となり、後は内閣中書を担任しました。著作は非常に多く、詩・文・書・画のすべてに優れていました。張維屏、譚敬昭と『広東省の東部の三詩人』と併称されました。