林承芳が書いた『林太史竹窓保存稿』写本

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林承芳が書いた『林太史竹窓保存稿』写本


縦23.0cm、横14.3cm、厚さ1.1cm

写本、半ページ9行23文字、枠なし、和綴じ、4冊。収蔵印は『秋波琴館』、『小容安堂藏』。各冊に林承芳が書いた五言・七言絶句、律詩、及び祭文、館課、政治問題に関する論文、碑銘、前書き・後書き等が収録されました。この写本は元々李仙根が収蔵しましたが、2008年に李仙根長女の夫の王業晋が当館に寄贈しました。

林承芳、字は文峰で、本籍は広東三水であり、明万歴丙戌(1586)進士で、編修に任命され、後は江西参議に降格され、その後官位を辞任して故郷へ帰りました。文辞に優れ、国子監のために復刻十三経の序文を書いたことがあり、論述は公平で適切です。この写本は林承芳の唯一の今まで伝わってきた詩文写本であり、1940年香港の『広東文物展覧会』で展示されたことがあります。



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