陳子清が行書で書いた『蘭畹・風儀』八言対聯

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陳子清が行書で書いた『蘭畹・風儀』八言対聯


各聯は縦166.5cm、横35.0cmである

紙製、対聯。対聯文字は『蘭畹芳懐,竹林清炁;風儀秋月,音徽春云(蘭の花畑が私の心を香らせ、竹林に公明正大の気に満ち溢れる。風采は秋の月のようにおおらか且つ高潔で、名声は潤沢な春雲のように高尚で美しいという意味)』。受取人は『二兄の麟閣に風雅的に属する』、落款は『壺山陳子清』。捺印は『玉壺子清』、『三壺』。この対聯は元々李仙根が収蔵しましたが、2010年に、李仙根の次男の李国泰が当館に寄贈しました。

陳子清(1811—1889)、字は季腴、本籍は順徳でしたが、後に香山(現在の中山市)員峰に移りました。道光丙午(1846)挙人。書画に優れ、著作に『証真画斎詩集』等があります。



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