居巣が作った詩文の各種原稿の紙本

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居巣が作った詩文の各種原稿の紙本


清同治4年(1865)

全体は縦32.7cm、横32.2cmで、ページ中央のサイズが不統一です。

紙製、紙本、1冊15ページ。この紙本は『老巣研銘』、『缺角研銘』、『自題今夕庵主転墨磨図小影』、『石城曲(有序)』、『同舟老客行』、『題「連捷図」』、『題趙蓉波小影』、『田家有女行』、『読二樵山人詩集題四十時』、『奉題茮翁仁兄大人荷露烹茶』等居巣が行書で書いた詩文が収録されました。捺印は『梅生』、『今夕庵』、『夢醒(夢からの目覚め)』、『梅生書画』、『猛醒道人(突然覚めた道人』』、『居巣』、『大吉羊室』等。この紙本は元々李仙根が収蔵しましたが、2007年に李仙根長女の夫の王業晋が当館に寄贈しました。

居巣(1811—1865)、字は梅生で、本籍は広東番禺です。花・草・虫の絵が優れ、筆致が整っており美しく、趣がたっぷりあります。詩・詞に優れていましたが、画の声名に隠れてしまいました。著作には『今夕庵詩集』等があります。



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