清嘉靖13年(1808)
縦89.8 cm、横30.5cm
紙製、四幅。清嘉靖13年(1808)、李遐齢が王羲之の草書『十七帖』の中の『旃罽胡桃帖』、『清晏帖』という二帖を模写しました。落款は『戊辰六月二十一日、五羊城客舎にて書す。槐卿弟子。遐齢。』捺印は『李遐齢印』、『芳健氏』。この帖は元々李仙根が収蔵しましたが、2012年に、李仙根の次男の李国泰が当館に寄贈しました。
李遐齢(1768—1823)、字は芳健で、別の字は菊水で、また一つの別の字は香海で、本籍は広東香山(現在の中山市)石岐紫里です。詩・詞・書・画のすべてにおいて優れており、著作が背の高さほどもあります。