今年の「労働節」休暇は新型肺炎防疫が正常化段階に入ってから初めての長期休暇となりました。孫文故居記念館では、各種防疫措置とサービスを厳格に実施し、来場者数の制限、密集の回避、複数の予防策を科学的に複数案計画・実施し、労働節休暇におけるオペレーションを安全、無事に完了しました。
来場者数のピーク時において新型肺炎が拡散するリスクに効果的に対応するため、当館では休暇前に各エリア開放の緊急対応プランを策定し、記念館の幹部が自らチームをリードする体制と当番監視制度を実行することで、従来以上に責任の主体化、職務執行担当者の強化を行い、厳格に各種防疫措置を実行しました。その結果、秩序ある限定的なオープン、およびオフィシャルサイトおよびWeChat公式アカウントなどのPRプラットフォームを通じての情報提供を行うことで、多くの来場者に対し、当館の観覧予約の最新情報に注目し、事前に準備をしてから観光するよう喚起しました。
「労働節」期間中、当館は文化および旅行部、国家衛生健康委員会が連名で発行した『観光エリアにおける新型肺炎防止および秩序ある開放に関する通知』に基づき、一日の観光客が最大収容力の30%を超えないよう徹底管理を行い、開館時間における1時間ごとの入場者数を事前予約した400名までに規制し、全館における入場者数は最大600名までとし、ネットでの実名制予約による無料参観を実施しました。また、「粤康コード」の緑コードでの通行制度推進、観覧環境及び館内導線の改善、観光客の整列、体温測定、観覧の誘導により、多くの来場者に安全で快適な観光環境を提供するため全力を尽くしました。
来場者の安心、快適な観覧を確保するため、当館では各エリアに複数のボランティアサービスポイントを設置し、来場者に対する入館の手引き、観光案内、観覧ガイドといった文明的な旅行のボランティアサービスを提供しました。同時に「非接触」スマートサービスの構築に努め、エリア全域において無料WIFIを提供し、来場者が館内を観光する際に、携帯でのQRコードスキャンすることで「WeChat音声ガイド」「AR双方向体験」「博物館3Dパノラマ」といった多種のスマートガイドサービスを受けられるようにするなど、科学的で、ユーザー目線の、スマート化されたサービスを実現することで、多くの来場者が興味を持って来館し、満足してお帰り頂けるよう努力しています。「労働節」期間における来場者数は延べ12,059名に達しました。
(文責:金鑫 編集:佘鳳英 査閲1:金鑫、査閲2:林華煊、査閲3:黄健敏)