『書に見る風雲の時代ー孫文が遺した揮毫展』まもなく開催

「吾が志向かう所、遮る物無し。挫ければ愈々勇ましく、更に前へ進む。」孫文先生が揮毫した言葉は人々を鼓舞する力があります。偉人の精神と心情がその内に表現されています。2020年6月1日から6月15日にかけて、孫文記念館テーマ展示エリアにて特別展示『書に見る風雲の時代ー孫文が遺した揮毫展』を開催します。

孫文先生はその一生において革命を己の任務とし、国と民の救済を志し、中華民族のために偉大なる貢献をしました。先生がその一生において遺した大量の揮毫は、革命史の史料的な価値があるだけでなく、偉人の気概と精神をも表現しています。孫文が遺した揮毫には正大、堅実、豪快な精神と懐の深い独特な美的感覚が貫かれており、調和の中にも他とは交わらない高貴さを垣間見ることができます。

本展覧においては、孫文先生が遺した書を厳選し、先生の中華振興の偉大なる志、革命への不撓不屈の意気込み、慈悲と博愛に満ちた胸の内、世界を見据えた先見性、そして天下は公のものであるとする崇高な境地をご紹介します。

（文責：羅麗珍　編集：佘鳳英　査閲1：鄭偉光、査閲2：林華煊、査閲3：黄健敏）