楊啓懐宅

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楊啓懐宅

楊啓懐宅は、清同治年間に建造された、三進式の三部屋、中軸対称、青煉瓦壁と硬山造りの建築物です。家屋後方にはかつて「韻園」と呼ばれる庭園がありましたが、現在もなおその遺構は残っており、数株の砂糖ヤシの樹が百年に渡って風に揺れ動き、庭園にかつて植えられた木綿の樹は高くそびえ立ち、毎年春には赤い綿花が花開き、全ての木枝が艶やかで大きな花が咲き、燃え盛る炎のように旺盛で、壮麗で目を引きます。楊啓懐宅は翠亨村の代表的な歴史建造物です。家主の楊啓懐(1831~1874)は、名は俊光、号は冠千、「誥授奉政大夫」です。楊啓懐は兄弟中の六番目であるため、この邸宅は通称「六宅」とも呼ばれます。



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