盂蘭節(お盆)

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盂蘭節(お盆)

旧暦の7月14日は盂蘭節(お盆)で、村の人々は紙の着物を作ってそれを燃やして先祖を祀ります。お嫁に行った娘も魚、鴨、果物などを実家に持ち帰ます。これは「担十四」と呼ばれます。7月15日は、俗に「鬼節」と呼ばれます。毎年、旧暦の7月に地獄の鬼門関が1ヶ月開き、冥土の魂が放たれると伝えられていることから、この日、村民は夕方、空が暗くなると紙の銭、紙の生地、香燭、米、豆腐と芽菜などを用いて家の門の外で遊魂野鬼を祀ります。これは俗に「街で衣装を燃やす」と呼ばれます。お盆の数日前には村全体で村の外で「盂蘭供養式」を行い、慰霊祭が行われます。



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